Ethereumが開発者向けリリースとして本格稼働開始
Ethereumが本格的に動き出したようです。テストネットではない、開発者向けリリースと言う形式です。
Ethereumとは
次世代の暗号通貨、暗号通貨2.0、Bitcoin2.0などと呼ばれています。
Bitcoinのソースコードなどのフォークではない新しいタイプのものをこう呼ぶ風潮があります。
実際にEthereumが何なのかというとBitcoinと同じようなブロックチェインの仕組み自体に実行可能なプログラムのようなものと、データ保存を行う事ができるとされています。
難しくいうと、チューリング完全なスクリプト言語が動作するプラットフォームです。
Bitcoinの採掘がその各スクリプトを実行するのに置き換わったようなものです。
EthereumではEtherという単位を支払いそれらの処理をネットワークで分散処理してもらうことが出来ます。結果はブロックチェイン上に実質改ざん不能のデータとして記録されていきます。
通貨+チューリング完全なスクリプトが動作する分散処理、記録プラットフォーム
と表現したらいいのでしょうか。
セキュリティ面などまだまだ色々と課題はありそうですが、大規模な次世代暗号通貨技術の転用、Proof of Workの新しい利用先として期待出来るのでしょうか。(Ethereumの計画上Proof of WorkをProof of Stakeに移行する予定もあるそうです。
今のうちに採掘してもいいのかなと思います。